もっちぐらし

しばらくの海外生活から日本に戻り、今は静岡県伊豆下田のビーチで日本を再発見中。メインは日本のうまいもん、きれーなもん。

小さくて大きな観光地、下田

静岡の観光名所、下田。伊豆半島の南に位置し、ペリーが来航した街として、誰もが学校で耳にしたことがあるのではないでしょうか。

下田といえば、温泉・ビーチ・海鮮。このたまらない3拍子が揃う県内有数の観光地です。伊豆の踊り子の空前のブーム時に比べれば、落ち着いたとは言われていますが、今でも観光客の多く訪れる土地です。 

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ですが、この下田市。観光名所でありながら、人口約2万4000人と県内で最も人口の少ない市。わたしの元故郷(今は吸収合併された)は1万2000人程度でしたので、その2倍程度ですが、面積の広さを考えれば、やはり少ない数ではあります。
平成23年度の観光客数が約240万人、そのうちの約81万人が夏に訪れる海水浴客(参考:下田市役所)ということですから、もしかしたら日によっては下田市民よりも観光客のほうが多い時間があったりして、とすら思ってしまいます。

しかし、わたしが10年以上ぶりに、今度は住むために下田にやってきて、驚いたこと。
それはまさに、その人口の少なさをまったく感じさせないほどの下田のみなさんのエネルギー!

確かに、伊豆観光の全盛期を知っている方は、どんどん廃れてしまって…と仰っていましたが、地元は静岡市のはずれ、かつ海外から帰国したばかりのわたしには、2万4000人の街がこんなにも元気で魅力いっぱいなことがとっても衝撃的でした。 


また、夏の海水浴シーズンだけでなく、様々なお祭りを1年にわたり、街をあげて開催中。 直近でいうと、下記イベントが行われています。

2015年12月12日~2016年1月11日 アロエ花まつり
2015年12月20日~2016年2月10日 水仙まつり
2月からは河津桜の季節でもありますね。

さらには、下田限定のご当地グルメ&お土産。 特にお土産に関しては、驚くほど種類が豊富です。
地酒、和菓子に洋菓子、パン、海産物に農作物、キーホルダーやグッズなどなど…昔ながらのものに加え、若いひとでも欲しくなる今どきのものまであります。
すごい開発力! いったい、何種類あるのでしょう。ぜんぶ試してみたいけれど、本当にお金がいくらあっても足りません。

1泊2日で訪れる方が多いと思うのですが、小さな街とはいえどとても回りきれない。
そんな魅力たっぷりの下田での生活に、いまはただわくわくする気持ちでいっぱいです。これまでの海外生活とはまったく違った生活を送っていますが、下田での生活も存分に楽しむつもりです。
もちろん、いつまでここに住むかは私自身もわかりません。


これ書いてて、また楽しみになってきたなあ。
新天地下田での生活と街のすがた、そして新生活の中で考えたことを記録に残すべく始めたこちらのブログ。 今回こそきちんと続けていけるようにがんばろっと。

どこ行ったって、住めば都。

金目鯛グルメ Ra-maruの下田バーガーを堪能

ここ下田は、ペリー来航でも知られているように、港町。
あまり知られていないかと思いますが、金目鯛の漁獲量が日本一なのがここ下田港なのです。

街中に行けば、定番の金目鯛の煮付けのほか、お刺身やグリルなど、港町ならではのメニューを取り揃えたお店が数多く存在します。

そんな数多いレストランの中でも、口コミサイトやガイドブックなどでひときわ注目を浴びているのが、金目鯛を贅沢に使った、レストランRa-Maruさんの下田バーガー。

tabelog.com

ついに、行って参りました。
場所は道の駅、開国下田みなとの一階。
道の駅ではありますが、伊豆急下田駅からも徒歩10分くらいです。

もちろん目玉メニューは下田バーガー。
厚切りのボリュームたっぷりな金目鯛のフライに、とろりととろけるカマンベールチーズ。
なんとも贅沢な一品でございます。
海鮮丼や刺身、煮つけではない金目の新しい楽しみ方。
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アメリカンスタイルのレストランということで、店内はカジュアルなつくり。カフェ利用もできますし、その他気になるバーガーメニューもあります。

営業時間が17時までなので、ご注意を。
詳細はリンクからどうぞ。

きんめがうまい!
観光客にぴったりな一品です。また行きたい…

山と海とお天気と

伊豆・下田生活、5日。
思った以上の生活の快適さと町の面白さに毎日驚くばかりです。ああ、わたしの下田の選択はやはり間違っていなかった…。

わたしは静岡市の生まれ。同じ県下です。
わたしの故郷からは、富士山が望めますが、伊豆からは見えません。

静岡市にいたころ、もっぱら天気は富士山に聞けばわかりました。
富士山に傘雲がかかっているから雨が降るかも、富士山が見えないからだんだん天気は下り坂…などなど。
そんなコミュニケーションや会話のキッカケとなるものが天気、そして富士山なのでした。
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そして、ここ伊豆、下田。
天気は富士山ではなく、海に聞き。
会話のキッカケは、天気でも風の強さや波の高さ。
今日も沖で白波がたっていますね、風が強いので寒いですよ…
わたしには聞き慣れないそんな会話を耳にします。
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昔からの生活の知恵といえば大げさかもしれませんが、こうした違いはなんだか面白いなあと楽しんでいます。
だって、ずっと同じところに住んでいたら気づかないと思うから。
それと同時に、他の地域はどうなんだろう?と興味がわき、やっぱりたくさんの土地へ足を運んでみたい、なーんて。

つい先月までいた東南アジアは、それはそれでまた魅力的でした。ただ、いま言えるのは、わたしは日本を知らなすぎました。
たかだか電車で2時間半、さらに同じ県下。それでいて、こうも違うのですよね。
日本、わたしが思っている以上に広くて深くて、それでいて同じなんだと思います。

やっぱり、魅力溢れる土地だ。伊豆。

静岡県下田市で新生活、はじめました

はじめまして。
静岡で生まれ、千葉、ベトナムを経て、このたび静岡県伊豆は下田市の白浜に本日越してきました。

人生の限りある時間は、大好きな場所や土地でずっとずっと過ごしたい。と思いながら、ここ下田までやってきました。

幼いころ、家族旅行で眺めた伊豆の美しいビーチは今もなお健在していて、ただただ懐かしく、今は叶うことのない全員での家族旅行がもう一度でも実現できたら、どれだけ楽しいだろうか…そんなことを想像するばかりです。

憧れだった大好きな海での生活と、懐かしきまち下田。
本日それが叶ったので、これからの生活を存分に楽しみ、堪能できたら万々歳。
果たしてわたしはいつまでここにいて、いつから次なる場所に動くのだろう、なんて考えるのも楽しかったり。

このブログでは、伊豆での生活や日常を記していきます。

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
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